安全への取り組み
『災害ゼロ』は我が社が守るべき、最も重要なマインドです。トネコーの仕事に関わる全ての人を守ることは、
何よりも優先されることだと考えます。
1.トネコーが実践する安全活動
社内安全パトロール
月に一度、定期的に社内パトロールを実施しています。
各職場の代表者が現場を巡回して、チェックに漏れがないよう、エリアを半分に分け、2ヶ月で全体を見回ります。
改善が必要な箇所や気になるポイントを遠慮なしに指摘し合います。
整理・整頓・清掃の3Sに繋がる点も含め、安全面に関して職場をより良いものをしていくためです。
改善していく部分に関しては、もちろん安全面だけではありません。
衛生面や作業効率の面でも、積極的に改善策を指摘し合います。
また、社員の作業で安全から少しでも外れるところが見受けられたら、すぐ丁寧に指導し、会社全体が良くなる方向へと導いていく姿勢です。
社内安全会議
こちらも月に一度、必ず行なっている安全に関する会議です。
やはり各職場の代表者が集まり、他社によるよる災害事例やヒヤリハット事例を元に、自社内で類似した箇所はないかなどを話し合います。
また、また、社内安全パトロールの結果を発表し合う場でもあります。
加えて、4ラウンド法のKYT(危険予知訓練)を各職場で行なったうえで、この社内安全会議で結果を発表し合います。4ラウンド法のKYTとは、三菱フォークリフト様のカレンダーに描かれた絵の中にどのような危険性が潜んでいるのかを話し合うもの。
毎月変わっていく題材を用い、話し合いの訓練を積み重ねます。
さらに社内安全会議で代表者同士が話し合った内容を、各職場に持ち帰って全員にフィードバック。そうして皆の意識と知識を高め合っていきます。
製品を用いての実体験教育
2022年から導入したのが、【体験教育として製品を使って行なう実体験教育】です。簡単に言えば、駄目になった製品を用い、故意に落とすなどして実際に失敗体験をしてもらいます。そうすることで体験者は、自分自身の技能的な限界点を認知して、どこまでが行動範囲として成功に繋がり、失敗に結び付いてしまうかを学ぶのです。
この体感教育を別の業界で現実に行なっている職業がパイロット。シミュレーターを使い、悪条件の中で操縦の訓練をしていると聞いています。
要は、成功するより先に失敗をすることで、本番では失敗を無くそうとする試みです。
今までは言葉だけで「こうしましょう」や「こうしてはいけない」と教えていたことを、実際に体験して本番では失敗しないようにする。そういう大切な意味のある体感型トレーニングです。
2.お客様主催の安全大会への参加
お客様であるレンゴー様が年に1度開催されている大規模な安全大会へ、私たちトネコーも協力会社として毎年参加させて頂いています。
参加する複数のチームがパワーポイントを使い、自分たちがいつも実践している安全活動を発表する重要な場です。
2022年7月にトネコーが発表したのは、我が社が実践する安全活動の中でも特徴的な『製品を用いての実体験教育』について。この安全大会では、自分たちが発表するだけでなく、他のチームの発表をしっかりと学び、自分たちでも反映できる点はフィードバックして積極的に取り入れるのです。非常に有意義な大会だと認識しています。
3.日本製紙連合会様から安全大賞を受賞
日本製紙連合会様にとって協力会社である弊社ですが、この協力会社として最も大きな賞となる安全大賞を2021年に頂戴いたしました。
安全に関する確固たる実績として、業界内で表彰して頂いた事実を誇りに思います。
安全大賞に辿り着くまでに複数の段階があり、これまでそれぞれを受賞して参りましたが、その一番と言える安全大賞を受賞したことが本当に嬉しいです。